がん検診で早期発見すれば肺がんの転移も防げる

日本人の死因の1位は肺がんです。特に男性に多く12人に1人は肺がんを発症しています。タバコが発症する原因になっている事が多いことから、喫煙者や周囲にタバコを吸う人がいる場合はなる可能性が高いため、リスクが高い人は是非肺がん検診を定期的に受けておく事が大切です。肺がんで亡くなる人が多いのは転移しやすいがんだからです。

咳や痰、体の疲れなど自覚症状が現れてからでは骨や肝臓など他の臓器に転移している場合があるので、死亡率が高いのです。肺がん検診を受けて自覚症状が現れないうちに早期発見しておけば、早く治療を受けられ他の臓器に転移する事もありません。肺がんには腫瘍が出来る場所によって肺門型と肺野型の2種類があり、肺野型はレントゲンで見つけやすいのですが、肺門型はレントゲンでは発見しにくい肺がんです。会社の健康診断で検査を受けて異常がなかったとしても安心はできません。

45歳くらいから発症率が上がるのでリスクの高い人は年に1回肺がん検診を受けておくことが大切です。肺がん検診はレントゲン検査と喀痰検査を行ないます。喀痰検査ではレントゲンでは発見しにくい肺野型のがんを見つける事ができます。この1次検査で異常が見られなければがん検診はこれで終了です。

何か異常が発見されれば次は精密検査を受ける事になります。検診を受ける時には保険は使うことができませんが、精密検査の場合は病気治療が目的の為、健康保険の適用を受けられます。

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