緊急時の火傷の治療方法

火傷をしてしまった時、まず最初の行う治療法はすぐに冷やすことです。服を着たまま火傷をしてしまったのなら無理に服を脱ぐのではなく服を着たまま流水をかけて冷やします。火傷の状況によっては服に皮膚がくっつくなどして皮がめくれてしまう可能性もあるので注意しましょう。なぜ冷やす治療がいいのかというと、まず火傷がそれ以上ひどくなることを抑えることができます。

そして治療後の跡が残りにくくなるという効果も期待できます。何よりも冷やすことにより感覚を多少麻痺させることができるので痛みを軽減することができる効果があるからです。冷やし方ですが、手や腕など水道やシャワーで水をそのままあてることができる部位には流水をかけ続けるようにして冷やします。氷や氷嚢といったものを直接皮膚にあててしまうと冷え過ぎてしまうことも考えられるので注意が必要です。

流水をかけ続けることができない部分の冷やし方は、水や氷水で冷やしたタオルなどを患部にあてるようにします。こまめに冷えたタオルを交換してしっかりと冷やしましょう。ただし前進など範囲が広い場所を冷やす場合には、冷やし過ぎると低体温症などになってしまう恐れがあるので気をつけなければなりません。時間的には5分から長くても30分くらいで大丈夫です。

ある程度冷やした後は速やかに病院へ行くなどして本格的に治療を受けるようにしましょう。早めに治療をすれば火傷の痕を最小限にすることができます。

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