法定検診と人間ドックの違いについて

企業に勤めている会社員の場合は、会社の負担で健康診断を受けます。そのため、全額自己負担である人間ドックを受診することにあまり関心をもたない人が多いです。しかし、人間ドックと会社で行われている法定検診の内容はかなり違います。まず、法定検診の検査項目は、生活習慣病の発見をメインにしたものが多く、発症すると死亡する確率が高い悪性腫瘍などの重大な病気の発見には適していないことが多いです。

実際、悪性腫瘍の発見は、人間ドックの専門的ながん検診で発見されることが多いです。人間ドックでは、最新の医療技術で検査してもらえるため、かなり高度な診断結果が得られるのが魅力です。通常の法定検診では、数分程度横になって心臓の動きをはかる心電図が一般的ですが、心臓をメインに検査するコースである「心臓ドック」では24時間心臓の鼓動のリズムをチェックするものや運動中の心臓の状態を把握する特殊な心電図の検査があります。また、CTやMRIなどの高度な医療機器での検査も受けることができます。

がん検診では、一度に身体全体のがん細胞の有無を画像診断できるPET検診も人間ドックで受けられる高度な検査のひとつです。最近では、血液中のアミノ酸の濃度を調べることでがんに罹っているリスクとその種類をある程度予測できるアミノインデックスがんリスクスクリーニングと呼ばれるがんの血液検査も導入されてきています。費用も、加入している健康保険や住所を管轄している自治体によっては、一定の条件を満たせば助成金や補助金などを受けることができ、安く抑えることもできますので、一度は受診することをおすすめします。ホーチミンのクリニックのことならこちら

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