今がん検診の重要性が増しています。がんは昔はかかると命にかかわる怖い病気でしたが、医療が発達してきたため早期発見すると治る病気になっています。手術をする場合も腫瘍を切除する範囲が少ないので体に負担がかからないだけではなく、費用の面でも負担を少なく出来ます。転移するのを防げるため、完治させるのが容易になります。

特に胃がん、乳がん、子宮がん、大腸がん、肺がんは主要5大がんといわれており、がん検診を受けると発見しやすく治療効果が高い事が知られています。肺がん、胃がん、大腸がんは日本人の死亡原因のトップ3を占めており、塩分の多い食生活や喫煙などの生活習慣の影響で発症しやすいがんであることから定期的に検診を受ける事が必要です。また35歳以上の女性でかかる人が増えているのが乳がんです。食生活の変化から近年かかる人が増えており、亡くなる人は40年前に比べて5倍に増加しています。

リンパ管を通して転移しやすいがんなので早期発見がなにより大切です。2年に1度はがん検診を受けたほうが良く、自分でも乳房を触ってしこりや違和感を感じる事があればすぐに検診を受ける必要があります。主にマンモグラフィという乳房レントゲンで検査をする他、超音波を使った検査もあります。がん検診は職場や自治体で行なわれているほか、自分で医療機関に行って受けることもできます。

また自治体によっては検診に補助があったり無料クーポンなどが配られているところもあります。