がん検診をどこで受ければいいのかわからないという人であれば、住んでいる地域の自治体に問い合わせると良いでしょう。自治体で案内してくれますので、検診を受けたいという意欲があれば誰でも受けることが可能です。掛かる費用としては、数千円程度であり、また条件に一致すれば無料で受けることができる自治体もあります。費用については実施している自治体によってばらつきがありますので、その点も問い合わせてください。
自治体に問い合わせたら、委託してある医療機関で検査を受けてください。受ける検診によって事前指示がありますので、効果的な検査を行うためにしっかりとその指示に従うようにしましょう。これも医療機関によって違いがありますが、すべてのがん検診をまとめて行うことができるところもありますし、決められたスケジュールでなくてはいけないといった医療機関もあり、それぞれのがん検診を違う日に受けなければならないといった地域もあります。少し効率が悪い検査方法になることもありますので、その点も受ける前に問い合わせると良いでしょう。
また職域検診といって、職場で実施している健康診断と一緒にがん検診を実施しているところもあります。知らない間にがん検診を受けていたという人もいるでしょう。代表的な検査として、潜血便、胸部レントゲン、胃バリウム検査がそれに該当します。自分が受けたいという意志があれば、受診することができる環境が整っていますので、積極的に受けるようにしましょう。